家庭教師について
家庭教師とは具体的にどういうものなのでしょうか?一般的に「家庭教師」と聞き、頭の中にパッと思い浮かぶのが、大学生など、学生さんが、小中学生に個人指導を行っているというような感じではないでしょうか。今の家庭教師の大半が現役の学生のため、そのようなイメージを持つのも仕方のないことですね。とはいえ、現在進行形の学生に勉強を教わるのは、生徒にとっても良い刺激になりますし、なりより歳が近いというのもあって兄弟のような感覚で接することができるのも家庭教師の魅力の一つではないでしょうか。もちろん学習のみに力を入れたいのあれば、プロの家庭教師もいるため、それぞれの学習スタイルによって家庭教師のサービスを利用すると良いと思います。
それに最近の家庭教師には、教える相手は子供のみではなく、成人している人にも英会話の家庭教師的なものがあったり、中国語や韓国語などを教える家庭教師がいたり、おもしろいことに、料理の家庭教師、テーブルマナーの家庭教師、親身な家庭教師など、実にいろんな家庭教師がいるようです。今後も、さらに家庭教師の活躍する幅は広範囲になっていきそうですね。
「家庭教師」を始めたことによる効果が最も期待できると言われているのが、家庭教師を小学生低学年の子供に雇うことだとされています。小学生位の低年齢の頃は脳が柔軟ですから、家庭教師に教わった勉強をすぐに吸収して取り入れることが可能です。また、、小さな頃に家庭教師から勉強法を学び、身につけておくことで、勉強法をただ知るというだけではなく、その子供個人に最も良い勉強法を身に付けることができます。子供一人だけでの勉強の場合、なかなか独自の勉強法を身に付けることはとても困難と言えるでしょう。ですから、小学校低学年の間に家庭教師をつけるということは、塾に通うことより何倍も勉強法を身に付けるという点でお勧めできます。
また小学生だけではなく、中・高校生の場合でも、家庭教師のメリットは十分にあります。例えば、中学生になり高校受験のため進学塾に通い始めようとしたが、家庭学習などの一人で学習する習慣が身に付いていないために、塾の授業についていけない・・・ということが結構あるそうです。そこで、家庭教師をつけることによって勉強法についての指導を受けた上でそれを塾の勉強に活用することが可能です。家庭教師に習うことの第一歩はまず、「勉強法」であって、家庭での学習などといった勉強の習慣や土台作りといったとても大切なことなのです。
そして、大学受験の場合は、勉強量は高校受験とは比較できないほどの量になってしまいます。家庭教師だけで大学受験を頑張るには情報が足りなくなってしまうこともあります。その際も、やはりプロの家庭教師を雇うと効率よく勉強出来ます。受験の傾向や様々な受験情報が家庭教師や塾には入ってきます。進学塾に通わせながら、大学生の家庭教師を雇う、特に自分の志望校に通っている大学生の家庭教師をつけると勉強の効率はかなりはかどります。
やはり、プロの家庭教師をつける為には、学生の家庭教師と比較して料金が高めになります。ですが、その効果は学生の家庭教師の数倍以上に期待できますから、大手の進学塾に高いお金を支払うよりも、プロの家庭教師をつけた方がはるかに良いと言えます。
「家庭教師」の始まり
古代の日本でも海外とも、家庭教師は裕福な家庭に雇われる存在だったようです。
中世ヨーロッパでも 貴族などの子女子供教育として家庭教師の存在は欠かせない存在で、ローマのスパルタ教育でも家庭教師の存在は文献に記されています。歴史の上で有名な音楽家や哲学者も家庭教師として金持ちの子女に教育を施していたという説もあります
あの有名なルソーも貴族の息子の教育を任命されていたそうです。進路を考える際に、一番大事なこと、それはどんな人になりたいのか、我が子にどんな人生を望むのかがポイントだったようです。教育学者のルソーは、家庭教師先の貴族の息子を指物師に弟子入りさせようと試み、貴族の奥さまにこのようにう抗議したとされています。 「私の息子に仕事をさせる?私の息子を職人にする?先生、それはどうしてですか?」
18世紀だった当時は、「労働=卑しい身分のすること」といわれていました。ですがし、「遊んでいるだけでは生活していけない。農夫のように労働し、哲学者のように考える・・・そんな人間に育てたい」と主張するルソーに、奥様はとても衝撃を受けた!という風に記されているようです。
現代の家庭教師は、大学生などがアルバイトとして割と気軽に行っていますが、当時の家庭教師のレベルというものはかなり高く、屋敷に直接住み込め、授業を行うというスタイルだったようです。
また「家庭教師」でかなり有名な人物として挙げられる、レジナルド・ジョンストンがいました。彼はイギリスの中国学者で、「ラストエンペラー」という映画にもなっています。清朝最後の皇帝愛新覚羅溥儀の家庭教師を任命され、イギリス租借地海衛の行政長官に登り詰めました。スコットランドのエディンバラで法律家の息子として生まれ、エディンバラ大学を卒業後、オックスフォード大学モードリン・カレッジを卒業しました。 非常に有名なスタンダールの「赤と黒」の主人公を演じた、ジュリアン・ソレルも家庭教師をしていました。そして文学作品の中で家庭教師が登場することも多くありました。

